Nature株式会社は、「Nature Remo E」の法人向けAPIの有償提供を開始した。
「Nature Remo E」は、コンセントに挿すことで導入が可能なHEMSだ。電力の消費状況や、接続した太陽光発電システムの発電・売電状況、蓄電池の充電量・放電量をリアルタイムにスマートフォンから確認でき、外出先から蓄電池のコントロールも可能である。
今回提供を開始したAPIは、「Nature Remo E」を介して、ECHONET Lite規格で通信が可能な太陽光発電システム・蓄電池のデータ取得と制御を実現するという。
これにより、スマートメーターのデータに加え、各機器からのデータ取得・制御を外部システムから行うことが可能になるため、需要家側に点在しているエネルギーリソースをインターネット経由で統合的に制御することができ、電力需給を管理するVirtual Power Plantへの活用も期待されるとしている。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
大学卒業後、メーカーに勤務。生産技術職として新規ラインの立ち上げや、工場内のカイゼン業務に携わる。2019年7月に入社し、製造業を中心としたIoTの可能性について探求中。