コクヨ株式会社は、センサー付きアタッチメント鉛筆に取り付けて日々の学習を見える化するIoT文具「しゅくだいやる気ペン」のセンサーデータ(対象ユーザー数約3000名)およびユーザーアンケートから小学生の夏休みの学習習慣を調査・分析した。
しゅくだいやる気ペンは、スマートフォンのアプリと連動して、勉強への取り組みに応じて溜まった「やる気パワー」をアプリに取り込んで見える化することで、学習への意欲を高めるために開発された製品である。
同調査によると、普段のしゅくだいやる気ペンが動いている時間帯のピークは夕方17時頃だが、夏休みに入ると朝9時頃にピークとなることが分かった。また、学年が上がるにつれ、しゅくだいやる気ペンが動いていた時間(電源がオンしていた時間)は長くなる傾向にあることが判明した。いずれの学年も夏休み前と比べて約1.2倍となっている。
さらに、ユーザーアンケートの結果、毎日計画的にこなす「コツコツタイプ」が47%、夏休みの前半に宿題を終わらせる「スタートダッシュタイプ」が28%、計画は立てるものの実行できず終盤ギリギリにがんばる「ラストスパートタイプ」が13%だった。
加えて、夏休みにしゅくだいやる気ペンが役立っていると回答した人は「92%」だった。特に、アプリのカレンダー上で親に「花マル」をつけてもらえる機能が子どもたちのモチベーションになっているようだ。
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