凸版印刷株式会社と株式会社soucoは、物流DX分野における倉庫ソリューション開発での協業に向け、2021年12月に資本業務提携契約を締結したことを発表した。
soucoは、倉庫の空きスペースと荷物の保管場所を探す荷主のマッチングプラットフォーム「souco」を運営している。
「souco」は、従来、一時的かつ小ロットの保管を目的とした、荷姿ごとの単純保管と入出庫をメインのサービスであったが、今回の提携で、アイオイ・システムが保有するデジタルピッキングシステムの活用と、ピッキング・仕分け工程の効率化を実現するソリューション開発を共同で検討する。
また、倉庫利用者に提供するピッキング・仕分けや梱包配送などを含めたオペレーション業務を行うための、企画立案及びサービスメニューの開発の検討を行う。
さらに、倉庫利用者及び提供者の抱える在庫管理や、輸送コスト等の課題に対して、RFIDを活用したトレーサビリティシステムをはじめとする「物流サービスの標準化・最適化」に向けた、新たなソリューションを企画立案し、検証していく。
今後、凸版印刷とsoucoは、双方の技術を活用した検証および共同研究・開発を推進し、2023年度までに物流DX分野における事業創出を目指すとしている。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。