株式会社電通国際情報サービス(以下、ISID)は、スマートシティ実現に向けた都市OSソリューション「CIVILIOS(シビリオス)」を、全国の自治体向けに7月より提供開始する。
「CIVILIOS」は、内閣府が公表しているスマートシティリファレンスアーキテクチャに準拠した都市OSを構築するサービスだ。
欧州発のオープンソースソフトウエア(OSS)である「FIWARE(ファイウェア)」と、電子政府化で先行するエストニア発のOSS「X-Road(エックスロード)」の2種類のデータ連携基盤をベースに都市OSを構築することができ、マルチクラウドでの提供が可能だ。
これにより、ニーズに応じた組み合わせで都市OS構築が可能で、公開の有無、フォーマット、リアルタイム性が異なる多種多様なデータをコントロールすることができる。
機能群は、パーソナルデータ管理、認証・ID管理、住民合意形成、分析ダッシュボード等を搭載している。
また、FIWAREとX-Road、各機能群は、クラウドネイティブなマイクロサービスアーキテクチャにより設計されている。
マイクロサービスアーキテクチャは、1つのアプリケーションが独立した複数のサービスで構成されているため、必要な機能を取捨選択するビルディングブロック方式により、スモールスタートで構築することが可能だ。
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