株式会社Thinkerは、2022年8月12日に設立された大阪大学発スタートアップで、「近接覚センサー」を活用し、ソリューション提案や開発支援、プロダクト開発・販売などを行うことを発表した。
「近接覚センサー」は、大阪大学基礎工学研究科システム創成専攻の小山佳祐助教が開発したセンサで、対象物との距離と傾きを同時に計測することができる技術だ。
これにより、瞬時にモノの大きさや形状を把握する他、死角部分や透明物質、鏡面の計測を行うことができるため、ロボットを用いて何かを操作したり取り扱ったりする「ロボットマニピュレーション」への貢献が期待されている。
まずはロボットハンドへ「近接覚センサー」を搭載し、独自のAI技術との組み合わせにより、バラ積みされていたり形が不揃いだったりするモノを、自ら感知してピックアップできる協働ロボットの導入・普及に取り組んでいくとしている。
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