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グーグルが機械学習を使っているAutoDraw(自動絵描き)という新しいウェブベース画像描画用ツールを公開した。同社が画像描画用ツールを公開するのは初めてではなく、目的は独自のAIを学習させることだと思われる。
前回、2016年11月に公開されたAIを使ったQuickDraw画像描画ゲームはユーザーが20秒で書いた絵をAI(ニューラルネットワーク)が判定するという仕組みだった。
今回のAutoDrawが機械学習を使って、自動モード(autodraw)でユーザーが書いた絵は何かといくつかの選択肢をスクリーンのトップに表示し、そこからユーザーが描きたかったものに近い絵を選んで、色やテキストを入れてPNGとして保存やシェアできる。同記事に使っている画像をAutoDrawで作ってみた。
自動提案されている絵が画家によって提供されたものである。絵の数はまだ限られているので、画家が自分の絵も提供できる。また、同プログラムが現在認識できる描画は数百枚であり、ユーザーがAutoDrawに追加したいものを提案できる。
同アプリは創造ツールであり、ポスターなどの作成に使用できる。アプリは無料で、パソコン、タブレットやスマートフォンのどちらにも対応している。
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IoTNEWS代表
1973年生まれ。株式会社アールジーン代表取締役。
フジテレビ Live News α コメンテーター。J-WAVE TOKYO MORNING RADIO 記事解説。など。
大阪大学でニューロコンピューティングを学び、アクセンチュアなどのグローバルコンサルティングファームより現職。
著書に、「2時間でわかる図解IoTビジネス入門(あさ出版)」「顧客ともっとつながる(日経BP)」、YouTubeチャンネルに「小泉耕二の未来大学」がある。