Raspberry Pi(ラズベリーパイ)の国内総代理店である アールエスコンポーネンツ株式会社は、Raspberry Pi用のスマートスピーカー開発ユニット 「pi-topPULSE(パイトップパルス)」(¥7,598)を8月22日に販売開始することを発表した。
pi-topPULSEは、7×7フルカラードットマトリクスLED、高音質スピーカー、AGCマイクを搭載し、拡張ボード規格HATに対応している。pi-top、および、pi-topCEED用に音声再生、LED制御、音声入力を実現する機能拡張ユニットでありながら、専用アダプタを用いることで、スタンドアロンのRaspberry Pi 3に通常の拡張ボードとして使用することも可能で、ゲーム、録音・再生端末、音声コントロールインターフェース、LEDと音声をシンクロさせたアート作品やガジェットなどの開発に最適だという。
pi-topPULSEを開発したCeed Ltdは、Raspberry Piの教育活用を支援するイギリスのベンチャー会社であり、2014年の設立以降、Raspberry Piをコアに搭載できるSTEAM教育用ラップトップPC「pi-top」シリーズや、そのアクセサリ、専用ソフトウェアを提供している。
同社が公開しているpi-top用OS内のプログラミング学習アプリには、多数のPythonサンプルプログラムが提供されており、ユーザは最新のpi-top OSを使用するだけで、LED制御、音声録音、音声再生はもちろん、クラウドベースの音声認識AI 「Amazon Alexa」を使ったスマートスピーカーや、サウンドプログラミングツール「Sonic Pi」を使ったシンセサイザ等の開発が簡単に行える。
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