中国のバイドゥは、ボタン一つで中国語と英語、中国語と日本語等、複数の言語を認識して翻訳することができるスマートデバイスをリリースした。
中央の小さいボタンで言語を切り替え、大きな丸いボタンを押しながらしゃべることで自動的に翻訳される。今回のバージョンではユーザーが手動で翻訳する言語を切り替えなければならないが、将来的にはそれも自動で認識する予定だという。
Wi-Fiルーターに自動翻訳機能を装備。そこには、バイドゥ独自のAIを活用した音声認識技術と機械翻訳技術が採用されている。80ヵ国のネットワークに対応し、言語は中国語、英語、日本語などに対応できるという。
バイドゥは年内に中国でのレンタル、販売を実現し、来年春前には日本での展開を目指す意向だ。
【関連リンク】
・バイドゥ(Baidu/百度)
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技術・科学系ライター。修士(応用化学)。石油メーカー勤務を経て、2017年よりライターとして活動。科学雑誌などにも寄稿している。