パナソニック株式会社は、米国のデータ解析会社であるアリモ社(以下、Arimo)を資産買収すると発表した。
Arimoは、IoT分野における時系列データを中心としたアナリティクスソリューションを展開しており、パナソニックは今回の買収を機に、Arimoの持つ人的資源を含むリソースやノウハウを最大限に活用し、工場、BtoB、住空間領域におけるIoTデータ活用の事業化加速を目指す。
パナソニックはこれまでに工場における稼働データや住宅およびコールドチェーン・空調などの業務用機器におけるセンサーデータを蓄積・活用するPanasonic Digital Platform(パナソニック デジタルプラットフォーム)の構築を進めている。
ここに蓄積されたデータに対してArimoの有するアナリティクスソリューションを活用することで、AI/IoTを活用したソリューション事業の加速とともに、ビジネスプロセスそのものの改革を推進していく意向だ。
【関連リンク】
・パナソニック(Panasonic)
・アリモ(Arimo)
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
技術・科学系ライター。修士(応用化学)。石油メーカー勤務を経て、2017年よりライターとして活動。科学雑誌などにも寄稿している。