ソフトバンクグループのSBドライブ株式会社と自動運転技術を研究・開発する先進モビリティ株式会社の2社は、「沖縄自動走行バスコンソーシアム」を組成し、内閣府が推進する戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の「自動走行システム」において、沖縄県宜野湾市および北中城村で2017年12月13日まで実施されるバス自動運転実証実験を受託した。
沖縄自動走行バスコンソーシアムは、今回の実証実験で先進モビリティが新たに開発した実験車両(市販の小型バスをベースに改造)を使用。
準天頂衛星や高精度3次元地図を利用した車線走行制御実験と性能評価、磁気マーカーを利用した正着制御実験と性能評価、制御技術・センシング技術の高度化に向けたAI(人工知能)技術の活用可能性の検証、加減速制御の活用による車内転倒事故の減少と乗り心地改善に係る検証などを実施する予定だ。
SBドライブと先進モビリティは、今回の実証実験などを通して、自動運転技術の実用化と、それを活用したスマートモビリティーサービスの事業化を目指していくとしている。
【関連リンク】
・バス自動運転実証実験の詳細(内閣府)
・ソフトバンク(SoftBank)
・SBドライブ(SB Drive)
・先進モビリティ(Advanced Smart Mobility)
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技術・科学系ライター。修士(応用化学)。石油メーカー勤務を経て、2017年よりライターとして活動。科学雑誌などにも寄稿している。