現在、5Gは各国で商用サービスが始まりつつあるが、更に超低遅延や多数同時接続といった機能が強化された5G(以下、ポスト5G)は今後、工場や自動車といった多様な産業用途への活用が見込まれており、我が国の競争力の核となり得る技術と期待されている。
そのような中、経済産業省は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、「NEDO」)がポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業の公募を開始したことを発表した。同事業では、ポスト5Gに対応した情報通信システム(以下、ポスト5G情報通信システム)の中核となる技術を開発することにより、我が国のポスト5G情報通信システムの開発・製造基盤強化を目指す。
公募期間は、2020年5月15日までで、今回の事業概要は以下の通り。なお、今回公募の対象となるのは、①の開発テーマのみである。
- ポスト5G情報通信システムの開発(委託)
- 先端半導体製造技術の開発(助成)
ポスト5Gで求められる性能を実現する上で、特に重要なシステム及び当該システムで用いられる半導体等の関連技術の開発。
パイロットラインの構築等を通じて、国内にない先端性をもつロジック半導体の製造技術を開発。
出典:経済産業省ウェブサイト
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