全世界のモバイル・ネットワーク・エクスペリエンスを分析するOpensignalは、5Gに関する分析「Benchmarking the Global 5G Experience(世界における5Gエクスペリエンスのベンチマーク)」を公開した。
今回の発表でOpensignalは、主要都市の5Gエクスペリエンスが国内のスコアよりも優れており、首都であるということや人口多さとは関係がないことに注目している。
5Gのダウンロード・スピードとアップロードスピードの都市別のランキング(トップ画)を見ると、例えば韓国の全州市では、5Gダウンロード・スピードが415.6Mbpsで、韓国全体の結果よりも15%速い結果だった。
そして、5Gグローバル・トップ10にある都市のうち、首都はリヤド、東京、ダブリンの3首都のみで、他の都市では、ドバイ、チューリッヒおよびバルセロナと、主なビジネス中心地が複数ランクインしている。
カナダでは、カルガリーがトップ10入りを果たしており国内最速だが、人口の多いトロント、モントリオール、バンクーバーはランクインしていない。
また、5Gの大規模市場と早期市場の多くがトップ10入りを逃しているという点にも着目している。
例えば、ドイツは5Gアップロード・スピードのトップ10に入っているものの、5Gダウンロード・スピードと5Gピーク・ダウンロード・スピードのトップ10入りを逃している。同様にイタリアは、全5G部門でランクインしていない。
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