サン電子株式会社は、IoTルータ&ゲートウェイ「Rooster」の新モデル「SE220」を6/30より販売を開始する。
同製品は、SIMスロットを2つ備え、それぞれ異なるキャリアのSIMを挿入することで通信環境の冗長化を実現した。これにより、キャリア網障害発生時などには主回線から副回線への自動切換を行い、通信断絶時間を最小化して、遠隔監視・制御、データ収集など止めることなく運用することができる。
さらに、Roosterの代表モデル「RX」を一回り小さくし、低データ量モデルの「AX」と同サイズの筐体としながら、基本性能の向上を実現した。加えて、アンテナを内蔵させ、筐体本体に固定設置用のビス止め受け具を一体化させて、占有スペースの狭小化と設置作業の簡略化を可能にした。なお、例えば金属製ボックスにSE本体を納める場合など内蔵アンテナで通信が困難な環境の場合は、外部アンテナを接続することも可能だ。
電波状態による通信エラーなどを防ぐため、定時リセット設定や死活監視など、自己復帰が可能な機能「ASC(Autonomous Stable Connection)」を搭載し、無人環境下でも安定運用が可能なほか、IoT/M2M遠隔管理サービス「SunDMS」を搭載しており、ファームウェアの更新やログ、温度電圧管理、死活監視などの遠隔集中管理機能を無償で提供するとのこと。
- JIS D 1601-1995 3種-A種(自動車部品振動試験規格)
- JIS E 4031:2013区分1等級B(鉄道車両部品の振動・衝撃試験規格)
無料メルマガ会員に登録しませんか?
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。