ソニー株式会社とKDDI株式会社は、5G SA(スタンドアローン)の商用ネットワークにおいて、イベント会場など混雑した環境下でもゲームストリーミングに必要な通信品質を確保する実証実験に成功したことを発表した。
この実証では、ソニーが設定した、ゲーム体験の快適さと通信品質の相関性をはかるゲームストリーミングの指標「ゲーム体感レベル」において、ゲームストリーミングに必要な品質を提供するため、ゲームストリーミング用にカスタマイズしたネットワークスライスにXperiaスマートフォンを接続した。
これにより、公衆の5Gネットワークにおいて、混雑時も動画視聴やSNSなどの一般の5G利用に影響なく、ゲームストリーミングに必要な品質を確保し、安定したゲームプレイができることが確認された。
今後の活用事例としては、例えばスタジアムやイベント会場の混雑した環境下においても、スマートフォンから自宅の家庭用ゲーム機やクラウドゲームなどのゲームストリーミングをプレイできるようになることが想定されている。
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