ソフトバンク株式会社はIoT領域において、2022年4月に1NCEへ出資し、APACの19カ国・地域において1NCEの格安グローバルIoT回線サービス「1NCE IoTフラットレート」の独占販売権を取得している。1NCE IoTフラットレートは、低料金、かつ追加料金なしで160以上の国・地域でローミングサービスが利用できる利便性などを強みに、ポケトーク株式会社をはじめ日本で多くの顧客の支持を得ている。
これまでソフトバンクは、日本市場を中心に1NCE IoTフラットレートを販売してきたが、IoT事業のグローバル展開を本格的に進めるべく、アジア太平洋(APAC)の19カ国・地域で拡販を行う。具体的には、APAC地域にある海外拠点(9カ国・地域の22拠点)のIoTの営業担当者を4倍に増加するほか、1NCEと共同で法人向けオンラインショップの開設や、広告をはじめとするマーケティング施策の強化を進める。
また、この取り組みの一環として、ソフトバンクのIoTプラットフォームを活用したスマートメーター関連ソリューションの提案などを行い、各国・地域のさまざまな産業の課題解決をサポートする体制を構築する。
今後ソフトバンクは、2025年度中にAPAC地域全体で1NCE IoTフラットレートの回線契約数200万件を目指す。
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