株式会社バッファローは、同社が製造・販売する法人向けWi-Fiアクセスポイント「AirStation Proシリーズ」において、ローミング支援機能とAP間送信出力自動調整機能という2つの新機能に対応することを発表した。
これらの機能は、6商品に対し、2024年1月11日のファームウェアアップデートを実施することで利用可能になる。
ローミング支援機能は、標準規格「IEEE802.11k/v」に対応しており、規格に対応した端末のスムーズなローミングを支援する。
さらに、設定した電波強度の閾値を下回る場合に通信を切断し、ローミングを促す低RSSI切断機能にも対応している。これにより、規格非対応の端末でもローミングを支援し、通信速度の低下や通信が不安定になるトラブルを解消する。
また、AP間送信出力自動調整機能は、複数のWi-Fiアクセスポイントの電波出力をWi-Fiアクセスポイント間で最適な状態へ自動調整する機能だ。手動調整は必要なく、Wi-Fiアクセスポイント間の電波干渉を最小化し、安定した通信を実現するほか、新規導入時や増設時の設定の手間も削減することができる。
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