アライドテレシス株式会社は、Wi-Fi 6E対応無線LANアクセスポイント「AT-TQ7403」、Wi-Fi 6屋外対応「AT-TQ6702e GEN2」、そしてネットワークを可視化し統合管理を実現する「AT-Vista Manager EX」のファームウェアバージョンアップを実施し、ローミングレス通信を実現する無線LANソリューション「AWC-CB」に対応したことを発表した。
このファームウェアバージョンアップにより、「AT-TQ7403」は、Wi-Fi 6Eの特性である6GHz帯を利用した無線LAN環境で、「AT-TQ6702e GEN2」は屋外無線LAN環境において、アライドテレシス独自技術のシングルチャンネル方式無線LANソリューション「AWC-CB(AWC-Channel Blanket)」に対応する。
この機能により、ローミング時の通信切断やスティッキー問題を解決し、端末を移動しながら利用しても高速かつ安定した通信の提供が可能となる。
利用シーンとしては、医療IoT機器やOT機器などといった移動端末・機器の利用が多い病院や工場、物流センターの他、学校や庁舎などの屋外でも無線LAN通信を必要とされる施設での利用などが挙げられている。
さらに、「AWC-CB」では、ネットワーク全体を可視化する「AT-Vista Manager EX」を利用することで、接続端末の位置や移動軌跡をマップ上で確認することができる。
対象となるファームウェアは「AT-TQ7403用ファームウェアVer.10.0.4-2.1」「AT-TQ6702e GEN2用ファームウェア Ver.9.0.4-2.1」「AT-Vista Manager EX ファームウェアVer.3.12.2」で、対象製品は「AT-TQ7403」と「AT-TQ6702e GEN2」だ。
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