現状の5Gの規格は、IoTやM2Mの用途においては、製品のコスト、消費電力、サイズなどがオーバースペックである場合が多い。特に、IoTの利用が多いローカル5Gでは、導入が進まない一つの要因にもなっている。
こうした中、株式会社ネクスは、5GベースのAI・IoT向け通信規格「5G RedCap(Reduced Capability)」に対応した、USBドングル型データ端末を発表した。
5G RedCapとは、5Gの「低遅延」「高速通信」「多数同時接続」という機能を削減し、コストや消費電力を削減した通信規格だ。
5Gほどの性能は必要ないが、4G LTE以上の性能が必要なIoTやM2M、AIなどで活用されることが想定されている。
今回ネクスが発表したUSBドングルは、この5G RedCapに対応する製品だ。
今後ネクスは、このUSBドングル型データ端末の評価用サンプルを2025年8月以降に提供を開始し、商用製品を2025年11月以降に発売する予定だ。
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