近年、日本社会全体で人手不足が叫ばれる中、LPガス産業でも人手不足は喫緊に解決しなければいけない課題だ。LPWA通信技術を活用して集中監視システムの普及がさらに活性化され、自動検針の促進、配送の合理化に寄与することが期待されているが、現状ではメーターメーカーらがそれぞれでデータを収集しているという課題がある。
そこで、株式会社ingコーポレーションは、愛知時計電機株式会社・アズビル金門株式会社・東洋計器株式会社・矢崎エナジーシステムのメーターメーカー4社とNTTテレコン株式会社のLPWA端末に対応可能なLPガス集中監視センターを3月1日から本格稼働する。
同センターは、すべてのメーカーのデータを処理でき、LPガス販売事業者に一括配信ができる。また、設置先の電波の受信状況によってキャリア(NTT、au、ソフトバンク)の選択が可能だ。
なお、同集中監視システムは、以下の特長を持つ。
- 人件費・燃料費の削減
- 配送・事務作業の合理化
- 使用状況の見える化
- 異常時の迅速な対応
- 24時間365日の監視体制
- 緊急時のガス遮断
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