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KDDI、LTE-M活用のガス遠隔自動検針などを行う「KDDI ガスプラットフォームサービス」を提供開始

KDDI、LTE-M活用のガス遠隔自動検針などを行う「KDDI ガスプラットフォームサービス」を提供開始

LPガス業界では、検針員や配送員の高齢化に伴って、人員確保やITを活用した早急な業務改革が課題となっている。これらの課題に対応する自動検針システムは、これまでコストや電源確保の問題から導入の障壁が高かった。しかし、低価格、低消費電流、広い通信カバーエリアを持つLPWAによりさらなる普及が見込まれている。

このような中、KDDI株式会社は、全国のLPガス事業者向けに、セルラーLPWAであるLTE-Mを活用したガスの遠隔自動検針による日次検針や、LPガス契約者(以下、需要家)と新たな接点を創出するガスポータルを合わせた「KDDI ガスプラットフォームサービス」を4月1日から提供開始する。

同サービスが有する機能は以下の通り。

開発には、KDDIの推進するアジャイル型の開発手法が用いられ、必要な機能を今後順次拡充していくことが可能だ。

同サービスには2つの利用プランがあり、Standardプランの月額料金はNCU1台130円(税別)からで、Premiumプランの月額料金はNCU1台150円(税別)からだ。同料金は1検針時のものであり、NCUの利用形態によって料金が変更になる。その他、利用において契約事務手数料、NCU購入費用などが発生する。

同プラットフォームは、2019年から同プラットフォーム構築の実証実験をKDDIと共に繰り返し行ってきた、三愛石油株式会社が2020年5月から順次導入する。

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