東邦ガス株式会社とオムロン ソーシアルソリューションズ株式会社(以下、OSS)は、家庭用蓄電池を用いた新たな電力サービスの実証を開始する。
この電力サービスは、電力需給逼迫時などのタイミングで、東邦ガスがOSSの蓄電池遠隔制御サービス「POWER JUGGLING」を活用して家庭の蓄電池を放電させ、この結果生じる逆潮流電力を買い取るものだ。
対象者は、OSSO製「マルチ蓄電プラットフォーム」の単機能蓄電システムおよび、太陽光発電システムを所有している、東邦ガスとの電気契約および卒FIT売電契約がある者となっている。
買取単価は1Kwあたり、「電力量料金単価」「再生可能エネルギー発電促進賦課金」「燃料費調整単価」の合計に3円を加えた金額だ。
両社は実証を通じ、サービスに対するお客さま満足度などを検証するとともに、分散電源(発電設備、蓄電池、EVなど)や需要設備を一つの発電所のようにまとめて制御する「バーチャルパワープラント(VPP)」の早期商用化を目指すとしている。
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