シャープ株式会社は、クラウドHEMSサービス「COCORO ENERGY」の一環として、「Life Eee コネクト」(ソーラー家電連携)サービスの対応機器を拡大し、太陽光発電システムの電気を冷蔵庫の運転に有効活用することで電気代を抑制すると発表した。これは、エアコンと給湯器に続くもので、今月よりシャープ製冷蔵庫「MF/MWシリーズ」から同サービスが利用できる。
電気料金の高騰や売電単価の下落により、太陽光発電システムで発電した電気を家庭内で効率的に活用し、電気代を抑制する動きが広がっている。
シャープはこれまで、クラウドHEMSサービス「COCORO ENERGY」において、蓄電池などを制御し、電気を貯めるサービスに加え、太陽光発電システムとエアコンや給湯器が連携し、消費電力の多い運転を発電が余る時間帯にシフトするサービスを開始してきた。
そして今回、太陽光発電システムと冷蔵庫を連携した。定期的に運転が必要で、作動時に消費電力の多い除霜運転を発電が余る日中の時間帯にシフトし、発電した電気を効率的に活用することにより、冷却性能を維持しながら冷蔵庫の電気代も削減する。
なお、「Life Eee コネクト」システムに対応する家電・住設機器は、今後も順次拡大を予定しているのだという。
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