ネスレ日本株式会社(以下、ネスレ)は、コーヒーマシン「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタi[アイ]」(以下、「バリスタi[アイ]」)と専用タブレットをセットにしたIoTサービス「ネスカフェ コネクト」をリリースした。
このサービスでは、利用者が「バリスタi[アイ]」と専用タブレットを自宅にセットし、タブレット画面にいる「エージェント」に話しかけるだけでコーヒーを淹れることができたり、離れて暮らす家族とのメッセージ送受信(設定したLINEアカウントとメッセージやり取りができる)や、情報検索などを音声で行うことができる。
スマートフォンなどを所有していない高齢者にも利用しやすい、日本で独自に開発した新しいサービスだ。また、顔認識技術によって利用者の顔を認識し、「エージェント」から個別にアクティブなコミュニケーションもできる。タブレット画面にいる「エージェント」は、ソニーモバイルコミュニケーションズが開発した「ソニーエージェントテクノロジー」を使用している。
「バリスタi[アイ]」、専用タブレットおよびサービスあわせて月額500円(税込)。コーヒーを飲んだ杯数を自動でカウントし、在庫が無くなる前に専用カートリッジ「ネスカフェ ゴールドブレンドエコ&システムパック105g」3本セット(156杯分、¥2,220(税込))が自動的に届く仕組みだ。
「離れて暮らす家族をつなぐ/高齢者の見守り」
【関連リンク】
・ネスレ(Nestlé)
・ソニーモバイルコミュニケーションズ(SOMC)
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技術・科学系ライター。修士(応用化学)。石油メーカー勤務を経て、2017年よりライターとして活動。科学雑誌などにも寄稿している。