従来、人手によるトンネル内の測量では、累積誤差や測量時間の増加が施工管理の大きな負担であり、作業員の高齢化や苦渋作業による人手不足が課題となっている。
そうした中、株式会社アクティオは、掘削機械で地中を掘り進めてパイプを埋設する推進工法における、ICT自動測量システム「Pipe Shot(パイプショット)」の本格稼働を、2021年11月16日より開始することを発表した。
「Pipe Shot」は、立坑の基準点であるヒューム管内の中間点に、アクティオでカスタマイズした専用測量機(トップ画参照)を設置し、掘削機の先端には目標物となるマシンターゲットを取り付けることで測量を可能にする。
また、タブレットPCやスマートフォンに連携することで、高精度な測量が可能だ。
さらに、管内のIoT-BOX付近では、インターネットに接続が可能なため、カメラ画像の送信や音声通話を行うことができる。
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