日本システムウエア株式会社(以下、NSW)とPTCジャパン株式会社は、ARを活用した建設現場の生産性向上を図る新サービス「ConstAR(コンスター)」を、3月31日より提供開始することを発表した。
「ConstAR」は、PTCのARソリューション「Vuforia Studio」をベースに、建設現場向けに最適化したARサービスとして販売をされる。
両社は、ARを活用することにより、実寸図面の参照や大型機器の現場搬入時における動的な干渉などの確認ができるとしており、加えて空間情報を取り込むエリアターゲット技術により、正確な現場の設備、各部材、配管、配線の配置場所などを把握することができるとしている。
また、BIMデータを活用した建築イメージの共有や、改修工事における完成図との照合、計画時点での外観の確認といった進捗状況の把握などの、設計・施工・設備管理・保守点検の支援を行う。
今後NSWとPTCは、顧客ごとの建設作業に適したARソリューションの提案を行っていくとしている。
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