これまでの道路点検は、点検員による近接目視が基本であり、生産性・安全性の点で課題があった。
そうした中、株式会社イクシスは本日、道路AI解析サービスとして、「道路面ひび割れ解析」および、「ガードレール支柱の錆解析」のサービスを、2022年4月1日にリリースしたことを発表した。
「道路面ひび割れ解析」では、一般車両に搭載した市販のドライブレコーダで取得した動画に対し、イクシスのAIによる自動解析を行うことで、道路舗装面のひび割れの1次スクリーニングを行う。
一般車両による点検が可能なため、例えば業務などの用途で日常的に走行する車両を活用して、定期的な点検が可能となる。
また、路面の劣化状態の可視化レポートも、パノラマ表示などが可能。なお、劣化区分けのレポートは、日本無線株式会社と共同開発している。
「ガードレール支柱の錆解析」では、一般車両に搭載した市販のビデオレコーダを用いて進行方向に対して側方を撮影し、その映像をイクシスのAIが解析してガードレールの支柱や、支柱の錆を検出する。
走行中の車両から撮影でき、解析もAIが行うため、融雪剤等の影響で支柱の根元が錆びている区間を1次スクリーニングする際等、生産性や安全性を向上することができる。
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