建設現場の省力化・省人化のロボットソリューションを提供する建ロボテックは3月13日、建設資材搬送ロボット「運搬トモロボ」のレンタルサービスを4月10日から開始すると発表した。
「運搬トモロボ」は、建設現場で人力によって行われている危険を伴う重量物の運搬作業を省力化・省人化する牽引(けんいん)ロボット。軽量・小型で不整地を走行し500kgの資材を運ぶことが可能。2台のロボットの間に台車を設置し、専用レール上を行きと帰りで走行する。
資材を運ぶ台車は、運搬物によって選べるように、基本台車のラインナップをそろえていく予定。基本台車以外の特殊台車の開発にも対応する。同社では2月の試験走行を経て、必要な改修と改良を施し、今回、サービスの提供を始めることにした。
建ロボテックは、2013年に設立の特化型研究開発の企業。長年の建設現場研究から得た、知識やノウハウを最大限活用することで、現場環境に合あったロボットを開発。人とともに働く協働型ロボット「トモロボシリーズ」の提供や様々な企業への開発協力などを手掛けている。
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