近年、労働人口の高齢化や減少に伴い、ミニバックホーに代表される小型建設機械は人力作業に替えて多方面で活用されているが、小型・軽量であることから、狭くて暗い場所など重機と人の接触事故が起きやすい環境で使用されるケースも多く、現場では常に危険を有していると言える。
株式会社ザクティの小型重機向けセーフティカメラシステム「ドボレコS」を装着したシステムが、株式会社クボタ建機ジャパンより「AI SAFETY PACKAGE」として発売される。
ドボレコSは、AI人物検知機能搭載の全方位カメラで、操縦席から死角となりやすい重機後方の広範囲を撮影し、AI画像解析で接近する人物を検出、重機との距離に応じて危険レベルを重機操縦者および周囲の作業員に警告する。そのため、作業員はICタグなどの特別な安全対策用デバイスを所持する必要がなくなる。また、カメラ映像はSDカードへの常時記録が可能なため、現場でのヒヤリハット映像をKY活動(危険予知活動)や安全講習などにも利用できる。
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