株式会社EARTHBRAINは、ブームスイング式油圧ショベルの全スイング角度に対応した「Smart Construction Retrofit」を、2023年7月3日より販売を開始する。
「Smart Construction Retrofit」は、油圧ショベル・ミニショベルなどの従来型建設機械に後付けすることで、3Dマシンガイダンス機能などを実現するサービスだ。
これまでブームスイング式油圧ショベルで「Smart Construction Retrofit」を利用する場合は、あらかじめ設定した角度の作業のみに対応していたが、今回新たにブームスイング部にも角度センサを追加することで、全スイング角度に対応。作業の全範囲で3Dマシンガイダンス機能が利用可能となる。
すでに従来の「Smart Construction Retrofit」を利用中の場合、追加キットを購入することで全スイング角度に対応したサービスを利用することができる。
サービス開始当初は、コマツ製「PC30MR-5」「PC45MR-5」において、全てのスイング範囲での利用に対応する。そして今後、コマツ製以外のブームスイング式油圧ショベルも含め、対応機種は順次拡大する予定だ。
なお、ブームスイング式油圧ショベルの全てのスイング範囲で3Dマシンガイダンス機能を利用する際は、コントローラのファームウェアや「Smart Construction Pilot」アプリケーションのバージョンアップ、および刃先精度を担保するための各機種専用の治具を使用した取り付けが必要となる。
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