建設現場の安全性を確保するために義務付けられている「新規入場者教育」では、各現場毎に、人による同じ内容の研修が最低200日ほど繰り返されている。
そうした中、株式会社 4COLORSは、同社が提供する3Dアバター動画作成サービス「PIP-Maker(ピーアイピーメーカー)」を株式会社大林組に導入し、全国にある各現場毎の「新規入場者教育」で、650本以上のアバター動画の制作と活用を通じて、年間1万6,000時間以上の業務効率化を実現したことを発表した。
「PIP-Maker」は、パワーポイントから最短5分でアバター・音声付きeラーニング動画を制作できる、月額制のクラウドサービスだ。
大林組では、「PIP-Maker」で制作した650本以上のアバター付き動画を、毎朝行われる各現場毎の新規入場者教育に活用することで、いくつかの現場事務所では、新規入場者教育の時間が2分の1以下になっており、全体では年で約1万6,000時間以上の業務効率化を実現した。
大林組のDX本部 本部長室 デジタル教育課長 倉形直樹氏は、「PIP-Makerの導入は、定量的に評価できる形で導入効果が表れています。新規入場者教育や研修等に利用することで、効率化を図りながらも、安定した品質の研修を提供できることにメリットを感じています。」と述べている。
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