株式会社未来機械は、建設業界向け「墨出しロボット」において、海外市場への販売取り組みを開始したことを発表した。
建設現場における「墨出し」は、建物や構造物の寸法を正確に決定するための工程だ。従来、熟練職人が図面を見ながら墨ツボを使って基準となる線をハンドで描いていたが、「墨出しロボット」では、CAD図面データをもとに測量機で現場位置を確かめながら、墨出しを自動で行うことができる。
今後現地パートナー企業と共同で販売活動を進めながら、東南アジア地域での販売を始め、その他海外マーケットへの販路拡大を目指すとしている。
なお、「墨出しロボット」は、株式会社竹中工務店、株式会社レンタルのニッケン及び未来機械の共同開発製品だ。日本国内市場では、株式会社レンタルのニッケンが墨出しロボット「SUMIDAS」としてレンタル提供中だ。
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