株式会社建設システム(以下、KENTEM)は、AIを用いて配筋を認識し、配筋検査を可能にする「SiteRebar(AI配筋検査端末)」を、2024年3月26日にリリースする。
「SiteRebar」は、KENTEMの独自技術により、検出率100%、鉄筋径の判別可能範囲D10~D51、鉄筋間隔の計測精度±5mmでの配筋検査を可能とするサービスだ。なお、撮影画像から鉄筋を検出する確率は撮影条件、対象配筋による。
また、検査帳票作成から報告書作成までの手作業による転記作業を省略することが可能。同社の調査では、従来の配筋検査と比較して検査時間を約60%短縮することができたのだという。
加えて、「SiteRebar」は対象検査データの取り込みやその場での検査帳票の確認が可能であるほか、「遠隔臨場 SiteLive」にも対応している。
なお、製品は三菱電機エンジニアリング社製で、レンタル料は1台30日で220,000円(クラウドデキスパート連携API含む)、初期設定指導料は66,000円(初回のみ必須[ハード初期設定、キャリブレーション、操作説明])となっている。
また、「遠隔臨場 SiteLive」の契約が必要で、「KSデータバンク」「出来形管理クラウド」「写管屋クラウド」「出来形管理システム(配筋検査)」の導入も必須だ。
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