株式会社ユニキャスト、株式会社アプトポッド、日立建機株式会社は、リアルタイムに施工現場のデータを収集して仮想空間に再現する「リアルタイムデジタルツイン基盤」を開発した。
「リアルタイムデジタルツイン基盤」は、リアルタイムに建設機械の位置・稼働情報、作業員の位置・生体情報、作業進捗による地形の変化といった施工現場の状況を収集し、仮想空間に再現することができるシステムだ。
日立建機の自律型建設機械や、建設フィールドに複数台設置するLiDARやカメラなどで構成されるセンサシステムのデータをリアルタイムに収容し、地形情報と建設機械の状態情報をデジタルツイン上に再現する。
さらに作業者が所持するスマートデバイスから、位置情報やバイタル情報を把握することにより、自動施工時の作業安全確保を支援する。
これにより、遠隔地から個々の作業内容の調整や、現場で働く複数の建設機械の制御ができる。
なお、「リアルタイムデジタルツイン基盤」は、2024年5月22日から24日に開催される第6回建設・測量生産性向上展「CSPI-EXPO」の日立建機ブースにて展示される予定だ。
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