応用地質株式会社のグループ会社である株式会社OXは、コンクリート構造物の変状スクリーニング点検サービス「OX点検」の提供を開始した。
「OX点検」は、社会インフラ設備の点検業務をAIで効率化する「OXプラットフォーム」を活用して、コンクリート構造物における変状の目視点検を効率化するサービスだ。
具体的には、現場でコンクリート構造物の静止画または動画撮影を実施し、AIが変状の位置や形状を自動で解析する。そして、AIが解析した結果を目視確認、修正を行い、点検レポートを作成・納品するというものだ。

なお、先行提供サービスとして、2024年12月に、コンクリート柱のひび割れ点検サービスの提供を開始するとのことだ。
このサービスでは、デジタルカメラによる撮影により柱4面の展開図を作成し、ひび割れの位置・形状を記録したレポートを作成する。
今後は、コンクリート柱以外の構造物にもサービスを拡大していく計画だ。
また、有償のカスタム開発オプションにより、顧客のデータを活用した検出精度の向上や独自の解析モジュールの統合も可能とのことで、2024年度内に数社との連携サービスをリリースする予定だ。
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