アーム株式会社は本日、デバイスからデータまで一貫して管理するエンド・トゥ・エンドなIoTプラットフォーム「Arm Pelion IoT Platform(アーム・ぺリオンIoTプラットフォーム)」の国内における提供を開始した。
大規模なIoTソリューションを導入するには、多種多様なテクノロジーとベンダーの複雑性、多様性などの課題がある。たとえば、制約が非常に厳しいセンサー端末から高性能のエッジ・ゲートウェイ装置まであらゆる種別のデバイスが混在することがある。
また、Wi-FiやBluetooth、4G、LoRaなど複数のコネクティビティ・プロトコルが用いられること、オンプレミスやクラウドといった実装の選択肢が数多くあること、また、膨大な量の生データから直接ビジネス価値を抽出することはできず、データに対する事前処理が必要なことが挙げられる。
そのため、デバイスからデータにいたる全体のフローにわたって、こうした多様性と複雑性を全面的に管理できるIoTプラットフォームが必要とされている。
「Arm Pelion IoT Platform」は、IoTのコネクティビティ、デバイス、データを包括的に管理するプラットフォームであり、ハイブリッド環境での実装にも対応する。
同プラットフォームは、最近行われた米Treasure Data社と英Stream Technologies社の買収、Arm社内の技術革新の組み合わせによって誕生した。IoTデバイスとデータから価値を引き出す上で必要となる、柔軟性、セキュリティ、効率性をもたらす。
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