株式会社ネクステッジテクノロジー(以下、ネクステッジ)は、ステレオビジョン方式の3Dセンサー「aeroTAP 3D USBカメラGS」を発表した。販売時期は11月出荷、価格は40,000円以下になる予定だという。
ステレオビジョン方式の3Dセンサーでは、深度計算、カラー画像と深度画像との同期とマッピング処理がモジュール内蔵のICチップで処理されるため、CPUへの負担がなく、シンプルな機構で構成できる。また、従来のaeroTAP 3D USBカメラに比べ、高精細な3Dキャプチャを実現するために、ベース幅を6cmとし、広角FOV84(※1)、グローバルシャッターを取り入れ、1280×780のカラーと深度画像がUSB 2.0/3.0から取得できる。
利用用途は以下の通り。
- モビリティロボット、ADAS用のセンサー
- VRやMRコンテンツのインターフェイス
- 3Dデジタルコンテンツ
- インターラクティブ デジタルコンテンツ
- 監視カメラ、見守り、セキュリティカメラ
- 人数カウント
- 人物動作解析
- ゲーム
- スケルトン追跡(※2)、人物抽出
aeroTAP 3D USBカメラと共通のカメラベースが利用できる。また、カメラモジュール部分は取り外して三脚ネジで固定することも可能。
※1 広角FOV84レンズの採用により、1.5m離れると人物の全身を捕らえることができる。
※2 スケルトン追跡:無料で提供されるOpenNI2ドライバーを介して、PCL、Unityをはじめ様々な既存のアプリケーション、アプリケーション開発環境で3Dデータを利用できる。
【関連リンク】
・ネクステッジ(nextEDGE Technology)
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