日本精機株式会社は、独自のセンサーパッケージング技術を採用し、高周波数に対応する防水・防塵・防爆型の3軸 MEMS 振動センサー「VI-2」を開発した。
同社は2017年から、保守・保全向け遠隔監視システム「SMASH」を販売している。「SMASH」は、主にプラント向け設備の保守・保全を目的に、センサーからサーバーまでを一つのパッケージとして提供するトータルソリューション。設備の状況を把握し、点検作業の効率化や設備異常の早期発見を支援する。
今回開発された振動センサー「VI-2」は、「SMASH」に使われている振動センサー「VI-1」の上位品として位置付けられ、「SMASH」に組み入れて使用することができる。8KHzまでの高周波数帯域の振動測定に対応し、プラントや工場で使われる回転機やポンプ等のメンテナンスで、より早い段階での設備異常の発見が可能になるという。また、防爆国際規格IECEx(※)および防爆国内規格の認証を取得予定。
※ IECEx:爆発性雰囲気内で使用される機器の安全性維持を目的とする電気機器の分野における国際的な規格認証制度
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・日本精機(NIPPON SEIKI)
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