ソフトバンク株式会社と株式会社フューチャースタンダードは、第5世代移動通信システム(以下「5G」)を活用したリアルタイム動線分析を発表した。
高速・大容量でデータ通信が可能な5Gを活用して、複数台のカメラで撮影した高画質映像を伝送し、フューチャースタンダードが開発した映像解析プラットフォーム「SCORER(スコアラー)」を使用して、エッジコンピューティング上でデータ処理することで、リアルタイムに人の動線を分析することを可能にした。
エッジコンピューティング上で処理することで、カメラに高性能なGPU(Graphics Processing Unit、画像処理装置)を搭載することなく、リアルタイムでデータ処理が行えるという。
イベントなどで不審者を特定するといった防犯対策や、工場などで事故発生を事前に予測してアラームで警告するなど、さまざまなシーンでの活用が期待されているという。
「SCORER」とは、カメラや映像に関する最新技術をブロックのように組み合わせ「安く・早く・簡単」に映像解析システムを開発できるプラットフォーム。大手システム開発企業やAIベンチャーなどが保有している、一般的には利用できない様々な高性能・高機能な映像解析技術、ネットワーク技術、クラウド技術、組込み技術の提供を受けることで、これらを一元的に管理利用できる。
【関連リンク】
・フューチャースタンダード(Future Standard)
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