IoT事業を手がける株式会社インフォコーパスは、機械やデバイスをフィードバック制御及びフィードフォワード制御する機能をIoTプラットフォームSensorCorpusに実装した。
利用者は、周辺環境や複数機器のセンサー情報を活用しながら、さまざまな制御機器の自動化、省エネ化、異常回避などを行うことができる。
2月1日よりこの機能が提供される。
SensorCorpusとは、インフォコーパスが運営する、さまざまなセンサー情報を集約できるクラウド基盤だ。
今回の機能は、外部環境や他の機器に設置されたセンサー情報を基に、SensorCorpusが様々な機器を制御するというものだ。あらかじめ機器本体に 組み込まれた制御系(リアルタイム性の高い自律制御など)に加えて、機器を取り巻く周辺環境や、他の機器の動作状況を見ながら、クラウドを介したより大きな系で、フィードバック制御やフィードフォワード制御をかけることができるようになる。
この結果、周辺環境や機器協調を含む意思決定の高度化と、複雑なアルゴリズムによる機器の操作が可能となる。例えば、あるエリアに人が入ったら自動的に機器を停止する、1台のロボットが故障したら別のロボットが代わりに作業を行う、など様々な利用方法が想定される。
SensorCorpusの利用者は、こうした省人化・省エネ化・異常回避のためのシステムを迅速に構築、利用することができる。専用システムの開発を行うことに比べ、費用及び開発期間が10分の1未満に圧縮できると見込まれる。
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