株式会社ゼンリンは、3D地図データをオンラインで提供する「ゼンリン3D地図データオンライン提供サービス」で、CADからBIM(※1)/CIM(※2)ソフトまで多様なソフトで利用可能な3D DXF(※3)データを10月23日より提供開始する。
ゼンリン3D地図データオンライン提供サービスは、必要な範囲と仕様を指定すると利用ソフトに最適なフォーマットで3D地図データをダウンロードできるサービスである。プレゼンテーションの作成や関係者間でのイメージ共有による合意形成の迅速化が図れる。各種料金プランから用途や使用量に応じて利用できる。
今回提供を開始する3D DXF データでは、DXF形式の地図データがラインナップに加わったことでBIM/CIMモデルと親和性の高い敷地図データとしての活用が可能となった。今回は、2DのDXFデータをベースに、構造物を3Dモデル化した「3D DXF データ」が新たに追加される。プラン料金は変わらず、用途によって2D DXFと3D DXFの使い分けが可能だ。CADを含む様々なソフトで簡易的な3Dモデルが扱えるようになり、周辺環境の再現が可能となる。
なお、同サービスの料金プランは以下の通り。
※1 BIM:3次元の形状情報に加え、建築物の属性情報を併せ持つ建物情報モデルを構築すること。Building Information Modelingの略称。
※2 CIM:建築分野で進められているBIMの概念を土木工事にも取り入れたもの。Construction Information Modeling /Managementの略称。
※3 DXF:CADソフトで作成する図面用のファイル形式の一種。Drawing Exchange Formatの略称。
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