株式会社デンソーウェーブは、データ統合コントローラー「IoT Data Server」の新機種「IoT Data Server Edge-AT」を2021年3月19日から発売する。
同製品は、従来のIoT Data Serverラインアップの中で最も高性能・多機能の「IoT Data Server Premium-D」と同等レベルのスペックや機能を有しつつ、スタンダードモデル「IoT Data Server Basic-D」と同価格帯での提供を実現したという。製品ラインアップを見直し、シンプルにすることで価格を抑えたとしている。
これまでデンソーウェーブのIoT製品は製造分野で多く使われていたが、より多くのシーンで利用できるように、接続性の向上や工場・倉庫・オフィスなどでの設置しやすさを考慮した製品になっているとした。従来機と比較し、サイズ1/4以下、質量約1/3のコンパクトな筐体になっているため、制御盤の中などのスペースが限られる場所へも設置が可能だ。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
大学卒業後、メーカーに勤務。生産技術職として新規ラインの立ち上げや、工場内のカイゼン業務に携わる。2019年7月に入社し、製造業を中心としたIoTの可能性について探求中。