株式会社NTTドコモは、低消費電力を必要とするスマートメーターやインフラ監視などのIoT機器において、バッテリーでの駆動を可能にするドコモ通信モジュール「UM05-SS」を、2021年6月10日より法人向けに発売する。
「UM05-SS」は、LTE標準化で仕様化された通信技術Cat.1のLTE通信規格を採用し、eDRXとPSMという省電力技術を搭載したことで、バッテリー駆動での利用が可能となり、電源を確保できない場所でもIoT機器を設置することができる。
また、遠隔からの監視や保守を行うことができる「docomo IoTデバイス管理」に対応しているため、大量のIoT機器の状態確認や「UM05-SS」のメンテナンスも現地におもむくことなく遠隔から実施することが可能だ。
なお、「UM05-SS」は、現在ドコモが販売する「FOMAユビキタスモジュール」や、「LTEユビキタスモジュール」と同様の形状で、多くの機能を引き継いでいるため、移行が容易に行える。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。