本日株式会社日立製作所は、電気事業者や自家発電設備を備えるプラント・大規模施設などを持つ顧客へ向け、電力系統で発生する問題点や事象をシミュレーションし、対応・予防・保全施策を提案する「電力系統解析サービス」の提供を開始する。
「電力系統解析サービス」は、解析モデルと評価技術により、発電・変電・送電・配電・需要家などの電力系統の設備に対して起こり得るリスクを予測することができ、電力の安定供給を支援する。
具体的には、電力系統内の電気設備の仕様や特性、需要家サイドの契約電力などのデータを収集して精度を高めた解析モデルと、各電気設備や機器の稼働状況を踏まえたシミュレーションに基づいて事前評価を行い、その評価結果をフィードバックする。また、これらに基づき運用改善や設備増強などの具体的な対策の検討、提案と施策導入も支援する。
今後は、太陽光パネルと外部からの系統電力の併用運用をしている大みか事業所へ同サービスを適用、成果をフィードバックしサービスの向上を目指すとしている。
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