コロナ禍で働き方も変わってきており、IoTの導入を検討する企業が増えつつある。しかしながら、クラウドを使ったIoTシステムでは、企業の内部情報をインターネット経由で外部サーバーに送ることに躊躇する企業も少なくなく、また、各企業独自要件でのカスタマイズになる為に膨大な費用がかかり、コスト面から簡単に導入はできるものではなかった。
ぷらっとホーム株式会社は、BIツールを搭載したIoT専用サーバー「OpenBlocks IDMシリーズ」の新ラインナップ「OpenBlocks IDM RX1」を発表した。
オンプレミスで使えるIoT専用サーバーのOpenBlocks IDM RX1は、従来、SIerなどの専門業者でのカスタマイズが必要であったBIツールをプリインストールに変更し、エンドユーザーが独自にBIツールを使えるようになった。
具体的には、プレゼンテーションソフトの感覚でカスタマイズできるBIツール「RealBoard」を搭載し、プログラミングなしに4ステップでIoTデータの可視化が可能で、複数データを一つのグラフでの表示や3Dリアルタイム表現、カメラのタイムライン画像の表示も可能になった。
また、一般的なデータベースに比べ数倍以上の速さで読込み、書き込みが可能なKeyValue型データ機能を搭載している。IoT機器から取得した時系列データはデータの値の大きさが揃わないなど特殊性があり、行指向のリレーショナルデータベースでは検索や各種機能の対応が難しい場合があるが、そういった場合でも時系列間隔の異なるデータ同士を比較、統合したり、データのCSV出力が可能だ。
なお、OpenBlocks IDM RX1の市場想定価格は385,000円(税抜)となっている。
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