工作機械は高機能化が進む一方で、工作機械の状態を知るためのセンサー信号や制御情報を自在に入手するのが難しいのが現状だ。
そうした中、株式会社岩間工業所、ベッコフオートメーション株式会社、connectome.design株式会社は、研究・試験用途に最適な工作機械である新開発のモデリングマシン「MM120」を発表した。
「MM120」は、オープンなCNCであるベッコフオートメーション製のPCコントローラーを採用することで、高速高精度なデータ取得と自作制御処理の組み込みが可能だ。
本体寸法は650mmx780mm(突起部/操作盤除く)と小型で、ATC(自動工具交換)を完備。最高主軸回転数60,000rpmでの3次元形状の切削加工を実現している。
また、「オペレータを認識する顔認証システム」「LINEやSlackと連携したIoT監視システム」「IoTプラットフォームOrizuruとの接続」といったIoTやセキュリティ技術を工作機械に導入している。
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