株式会社インテックは、マネージド型企業間ネットワークである「統合型閉域ネットワークサービス(EINS/MOW DCAN)」を、「統合型セキュアネットワークサービス」に名称変更。2023年4月から、SASE(Secure Access Service Edge)を実現するための新機能を追加し、「セキュアゲートウェイ(以下、セキュアGW)」を提供開始する。
新機能「セキュアGW」では、アクセス機能、セキュリティ機能、運用管理機能を提供する。これにより、ID認証やWebプロキシを介したインターネット接続が可能になり、不正アクセスやマルウェアなどを防止する。
また、利用者がシステムをインターネット環境にクラウドリフト(移行)する中で、セキュリティやネットワーク品質のリスクから、インターネット環境に接続できない場合でも、閉域網を介して接続することが可能。
さらに、「統合型セキュアネットワークサービス」は、閉域網とインターネットによるハイブリッドなアクセスが可能であるため、閉域網とインターネットを併用することで、ネットワークのBCP対策を行うことができる。
なおインテックは、データセンターやクラウドサービス、監視など、自社プラットフォームサービスブランドである「EINS WAVE」の他のサービスと組み合わせて、インフラ環境構築をサポートする。
今後は、「統合型セキュアネットワークサービス」に、ソフトウェアによって定義された広域ネットワーク「SD-WAN」や、オンプレミスシステムへのアクセスID認証やセキュリティ強化を提供する「ZTNA」などの機能を拡張していく予定だ。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。