旭化成エンジニアリング株式会社と株式会社商船三井は、舶用モータ向け状態監視サービス「V-MO(Vessel Vibration Visualization Monitor)」を共同で開発した。
「V-MO」は、船舶に搭載されているモータに振動センサを設置し、その計測データを解析。これにより、モータの異常検知及び異常原因を診断することで、継続した状態監視をするサービスだ。
データ解析においては、旭化成株式会社デジタル共創本部が協力している。
計測データはクラウドに送信されるため、船上だけでなく、陸上でもモータの状態を監視する事ができる。
なお、共同プロジェクトは2017年に始まり、2020年から商用化を目指した試運用を2022年度に完了。今回の実用化に至る。
商船三井においては、複数の運航船への「V-MO」搭載および、運航データ利活用に向けたプロジェクト「FOCUS」との連携も見据えているという。
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