株式会社obnizは、同社の遠隔管理・制御システムが、株式会社QDジャパンが開発・提供を行う「CROAS zero(クロアス・ゼロ)」植電型 追尾式太陽光発電装置に採用されたことを発表した。
「CROAS zero」は、パネルの⾓度を調整し太陽光を追尾することで、平置き型に比べ1.5倍の発電が可能な太陽光発電装置だ。
今回、広島県に設置された「CROAS zero 植電型追尾式太陽光発電装置」において、obnizのクラウドでの機器の状態監視および遠隔制御システムを構築し、実地での検証を開始した。
これにより、設置現地の風速および発電電圧のデータの一元管理、遠隔からの機器制御を行うことができるほか、強風時や降雪時などの状態監視、機器の保守・保全を行うことが可能だ。
また、既存の太陽光発電装置に合わせて開発されたobnizOS搭載のIoTデバイスを通じて、各種データがクラウドに集約され、専用画面を通じて遠隔から監視・制御が可能となった。
さらに今後は、インターネット上の気象情報との連携や異常時のアラート発報機能などのシステム拡張も可能だ。
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