株式会社FLIGHTSは、測量向けドローン搭載型LiDAR「FLIGHTS SCAN(フライトスキャン)」が、MMS(モービルマッピングシステム)への対応を、今夏より開始することを発表した。
「FLIGHTS SCAN」は、米Inertial Labsの、センサの移動速度や姿勢、位置変化などを計測する「INS(慣性航法システム)」が搭載されており、「INS」がシステム全体の精度に与える影響に着目して開発された、空測用LiDARだ。
今回「FLIGHTS SCAN」がMMSへ対応することにより、車を走らせながら3次元空間情報を取得することが可能となる。
なお、MMSとは、車両にLiDARシステムおよびアンテナを組み合わせて搭載し、道路などを移動しながら計測を行い、3次元データ(レーザ点群含む)を作成するものだ。
これにより、道路沿線情報の取得(建造物・街路樹・道路自体の状況の把握など)や、市街地全体など広範囲のデータ取得、UAV-LiDARの補間測量などができるようになる。
なお、「FLIGHTS SCAN MMS」は、2023年5月24日〜26日に開催される「第5回 建設・測量生産性向上展(CSPI-EXPO 2023)」に出展する。
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