株式会社オルツは、2018年に、分散演算基盤「EMETH(エメス)」を開始しており、EMETHのリリースと初期のコミュニティのハンドリングを担う有識者の団体として、2023年にEMETH協会を設立している。
「EMETH」は、分散コンピューティングの一つであり、コンピュータの演算力を必要としている個人や企業と、個人のゲーミングPCやデータセンタのサーバなどをマッチングすることで、利用されていなかった空きリソースに価値を提供し、新たな経済循環を創出するプロジェクトだ。
そして、本日、「EMETH」の本格的な運用に向けて、「Emeth White Paper v.1.0.」を公開したことを発表した。
「Emeth White Paper v.1.0.」では、「EMETH」の概要や技術概要、トークンの概要などについて記されている。
また、EMETH協会は、「EMETH」への演算力提供者に向け、環境の提供開始、ならびに参加ノードの募集とサポートを開始した。
具体的には、2023年9月18日から、今後の分散演算基盤を拡大させるべく、EMETHノードとPolygonChainでの本番環境での運用を開始する。
ジョブカテゴリーを増設し、初期マイナー演算力提供者やプラットフォーム利用者と共に、新たな施策を段階的に実施していくとしている。
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